私どもの起源は、江戸時代より家業(米商人)であった初代弥四郎が、裏作で採れる菜種(からし菜)を搾った。 一滴の油でした。明治34年に創業し、私で4代目です。 油屋として創業百余年を迎えましたが、戦後日本の食文化の発展と多様化により需要が増大し、 いつの間にか大型機械で大量に生産される商品ばかりになっています。
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近年、食文化は大きな変化を遂げております。 100年前と現在では食卓に並ぶ料理、調味料は大きく変わり、簡単に美味しく食べれる便利な世の中になりました。 その一方で日本人が世界に誇る「味覚」は徐々に失われつつあります。 日本人の良さは「本物へのこだわり」の強さだと言われます。 日本食は「本物の食材」に「人の手で作られた本物の器」、そこに「本物の調味料」でアクセントをつけることで世界に驚かれる食文化を創り上げたと思ってます。 我々、田中油屋は時代の流れに身を任せるのではなく、創業以来、本物とは何かを問い続け、皆様の食卓に100年前より進化した本物の油を提供することを望み、商品開発しております。 「たくさん売るより正直に作りたい」家業100年の教えです。